東大院生奮闘記ーK-Studyー

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[TOEIC対策]効率的にリスニングの点数を上げる3つの方法

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TOEICのリスニングは初めて聞くときにはなかなか聞き取れないことがありませんか?

 

実際に、自分も初めて解いたとき、なかなか聞き取れず、かなり難しかったと記憶しています。

 

初めてTOEICを受けたのは、高校3年生の頃でした。そのとき、リスニング問題の正答率は半分にも満たないくらいでした。

しかし、そこから3年間で、リスニング問題はほぼ満点にまで上げることができました。

 

そこで、今日は、TOEICのリスニングの点数を上げるために、実際に行ってきた、3つの方法を順番に説明していきたいと思います!

 

 目次

0. TOEICリスニング対策をする際の基本

1. 暗記するときは、必ず発音まで一緒に覚えよう

2. Podcast聞き流し&声にだそう

3. TOEICの予想問題に取り組もう

 

 

0. TOEICリスニング対策をする際の基本

TOEICだけにかかわらず、全ての試験のリスニング対策にも当てはまる3つの基本があります。それは、『知識・英語脳・試験形式の訓練』です。

まず、知識のなかで、リスニング対策で、特に重要なのは、語彙力や正しい発音、文法の知識です。

これらは一日二日でつくものではないので、普段から継続してインプットしていく必要があります。1週間に一回2時間まとめてやるよりも、毎日15分ずつインプットして知識を増やしていく方が、効果的だと思います。

 

そして、英語脳を持つことも大事です。

ここでいう英語脳とは、英語を日本語を経由せずに直接意味に変換する思考ができることを指します。

 

例えば、dogという単語を聞いて、意味をすぐに理解でき、頭の中で、犬の様子をすぐに想像できるのではないでしょうか。この時、dogは犬という意味だから、犬の姿を想像しましたか?何も考えずに、dogから直接犬の姿を想像できたのではないでしょうか。

これが、リスニングする上で、理想的な英語脳です。毎回、リスニングして、それぞれの単語を日本語に直し、意味を理解しているようでは、間に合いません。

 

したがって、英語から直接的に意味を理解できる思考を身につけましょう。

 

そして、三つ目は、試験形式の訓練です。あくまで、TOEICは試験の一つであるので、問題の解き方があります。英語を話せないからTOEICで良い点は取れない。ということは必ずしも成立しません。試験のペース配分や問題をどう解いていくかの作戦を訓練により身につけましょう。

 

以上の三つがTOEICのリスニング対策には必須だと考えています。

そこで、これら三つを身につけるための効果的方法を下記で紹介していきます!

 

1. 暗記するときは、必ず発音まで一緒に覚えよう

これは知識を蓄える上で重要です。

そもそも、読めない単語の意味やスペルを覚えたところであまり意味はありません。

 

声に出しながら発音して覚えていきましょう。

さらに、ただ単語を覚えるだけではなく、例文や熟語として覚えていくと良いと思います。

なぜなら、文法的に正しい使い方を脳だけではなく、口でも覚えることができ、TOEIC以外にもスピーキングの時にも役立ちます。

 

ここで、自分は、英→日で覚えるのではなく、日→英で覚えていました。これは、アウトプットを意識して覚えたかったからです。自分はTOEICだけではなく、TOEFLや英検などスピーキングやライティングの必要な英語の試験を受ける際に生かせると考えていました。

 

なぜなら、英語から日本語に変換する訓練は、中学高校といった学校の教育で多くの日本人は受けてきていることが多いともいます。

 

一方で、日本語を英語に直す訓練の機会は少なく、苦手意識があるのではないでしょうか。

したがって、あえて日本語から英語に直せるように暗記していました。

 

 

2. Podcast聞き流し&声にだそう

 これは英語脳を作るためには英語を浴びることが一番重要だと思います。

1日に10分でも良いので、英語を聞く機会を作るようにしましょう。

 

普段の生活ではなかなか英語を聞く機会はないと思います。自ら英語に触れる生活を作るようにしましょう。留学で英語が聞き取れるようになるというのは、英語を聞く機会が増え、英語を聞く頭を作ることができたからです。

 

自分は、スマートフォンにあるPodcastNHK English Newsを毎日の移動時間で聞いていました。

 

この時、英語をただ流すから始めても良いと思います。そこから少しずつ真似して声に出していきましょう。いわゆるシャドウイングです。

 

これが難しいと思いますが、8割くらいを真似できるくらいまでを目指していきましょう。

口で真似できるようになってくると、英語は聞き取ることができています。そこで、蓄えてきた知識を基に少しずつ意味を理解していきましょう。ある程度聞き取れるようになっていると思うので、あとは知識(単語を知っているか)が重要になってきます。

 

この時、初めは一文ずつ止めながらでも良いので、意味を押さえていきましょう。

 

これを繰り返していくと、少しずつ理解が早くなってきます。さらに、似たような表現も多いことに気付いてくると思います。気づくことができれば、いつの間にか、理解の速度がもっと速くなっており、英語から日本語を経由せずに、直接的に意味を理解できるようになってくると思います。

 

ここで、注意するべきなのは、諦めず、毎日繰り返し取り組むことです。

正直、初めはものすごく難しいと思います。しかし、慣れてくれば、問題なく無意識にこなしていくことができると思います。

 

3. TOEICの予想問題に取り組もう

最後は試験対策です。

これはあくまで、TOEICの試験で高得点を取るために必要なことであり、英語力にはあまり直結しないと考えています。TOEICの点数が高い≠英語ができるであることは頭に入れておきましょう。

 

TOEICの試験を解く上で難しいことは、次のリスニング問題に移るまでの間隔が短く、問題を早く解いていく必要があるというところです。

ポイントとしては、次の問題に早く目を通しておく必要があります。そして、何について答える必要があるかを頭に入れて、必要な情報を探しながらリスニングします。

 

これのメリットとしては、

 

聞き取るべき情報が明確であること

話の内容がおおよそどんなであるかを聞く前に想像できること

選択問題であるので、それぞれについて言っているかを確かめながら聞き取れること

 

などが挙げられます。

 

TOEICの問題を一定数以上をこなし、スピード感に慣れていくことが重要です。

 

そして、わからなかった問題は採点後に、スクリプトのどこで、どういう表現で言っているかを確かめておく必要があります、その後、再度聴き直し、聞き取れるかを頭に入れると良いでしょう。

 

あまりにも不正解が多く、何を言っているのかほとんど聞き取れない場合には、日本語訳を読んで、内容を頭に入れてから、英語を聞いて、ここについていっているのだと日本語訳を見ながらで良いので、復習しておきましょう。

 

 

 

以上、TOEICのリスニングの点数を上げるための、三つの効果的な方法ご紹介しました。

もう少し詳しく知りたいなど、興味がありましたら、ぜひコメントください!